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『永遠の詩(狂熱のライヴ)』(とわのうた きょうねつのライヴ The Song Remains the Same)は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンのコンサート映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』のサウンドトラック・アルバム。1976年10月22日発売。プロデューサーはジミー・ペイジ。レコーディング・エンジニアはエディ・クレイマー。 ==解説== 1973年7月27日から29日にかけて、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで録音され、エレクトリック・レディ・スタジオ(ニューヨーク)およびトライデント・スタジオ(ロンドン)でミックス・ダウンされた。このアルバム収録曲は3日間の各テイクを活用して緻密な編集が行なわれているが、オーバー・ダビングはほとんど行なわれていないことが判明している。ペイジは、本作に関して「(演奏自体は)全く編集していない」と語っているが〔シンコー・ミュージック・ムック『レッド・ツェッペリン Q スペシャル・エディション』シンコー・ミュージック刊、2004年。ISBN 4-401-61852-1、89頁〕、実際には別の日の演奏が繋ぎ合わされているものがある〔シンコー・ミュージック・ムック『レッド・ツェッペリン―幻惑されて―』クリス・ウェルチ著、中村美夏訳、1999年。ISBN 4-401-70012-0、145頁〕。収録曲のうち、「祭典の日」のみ映画では使用されていないが、反対に映画で使用された「ブラック・ドッグ」、「貴方を愛しつづけて」、「ハートブレイカー」は本作には収録されていない。 アートワークは前作『プレゼンス』に引き続きヒプノシスが手がけた。装丁は黒を基調とした見開きジャケット。表側には、廃屋となった映画館で、ツェッペリンが1973年のツアーに備えてリハーサルを行なったオールド・ストリート・スタジオが描かれている。また、主に映画のスチル写真を載せた8ページのブックレットが添付されている。 本作はジャケットにも明記されているとおりサウンドトラック盤として扱われているが、一見して明かな通り演奏曲目、演奏順序などは映画と一致しておらず、また映画とアルバムとで別のテイクが使われている曲も多い。そのため性格的にはツェッペリンの公式ライブアルバムという趣が強い。だが全体的に演奏が荒く、また年月を経てデフォルメされ、スタジオ録音とは違った感触になった楽曲、さらにかなりキーの下がったロバート・プラントのボーカルなどにショックを受けたファンも多く、海賊盤ではない正規のライブ盤を待ち望んでいたファンにとっては不満の残る内容となった〔。ペイジは本作について「これはあくまでサントラだ。単にこういうものとして商品化する必要があったんだ」と語っているが、収録された内容については「僕等の演奏としてベストのものじゃない。だけど映画として唯一残ったものだからね」と決して納得していない事も打ち明けている〔。しかし、それでも1997年の『BBCライヴ』がリリースされるまで、本作はツェッペリンの唯一の公式ライブアルバムであり続けた。 本作はアメリカのアルバム・チャートでは最高2位。イギリスでは首位を獲得している。アメリカでの本作のセールスは、この直前にリリースされたアルバム『プレゼンス』よりも上回っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「永遠の詩 (狂熱のライヴ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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